投稿: 「当帰芍薬散」と言ってもいろいろあります。

漢方薬局にお越し下さる方の中には、病院で顆粒の漢方薬を飲まれたことのある方もいらっしゃいます。
漢方薬局あさは女性のお客様が多いせいか、最も多いものに「当帰芍薬散」があります。

以前書いたブログ「当帰芍薬散」よかったら、ぜひご覧くださいね。

当帰芍薬散、私も20代の頃に飲んでいました。
途中、さぼったこともありましたがなんだかんだと2年くらい飲んでいたと思います。
冷え症と生理痛、あとは漢方的に言う「血虚」があったからです。
でも、正直に申し上げると、飲んでいたのは当帰芍薬散だけではありませんでした。
私の場合は胃腸も弱かったので、それに良い物を加えて飲んでいました。
そして顆粒ではなくて、煎じ薬を飲んでいました。

一言で「当帰芍薬散」と言っても、実はいろいろな当帰芍薬散があります。
まずは一つ目。
メーカーによって作られる「顆粒剤」「散剤」
・「顆粒剤」は漢方薬の原料の生薬を煎じて水分を飛ばし賦形剤をくわえたものです。
そして一言で「顆粒剤」と言っても、
→メーカーによって煎じる温度、時間が違います。
→メーカーによって賦形剤が違います。
→メーカーによって生薬の栽培地、栽培時期などが違います。
・「散剤」は生薬を粉砕したものです。
→メーカーによって生薬の栽培地、栽培時期などが違います。

二つ目は薬局製剤と言って、漢方薬局で作られる「散剤」「煎じ薬」
・「散剤」は生薬を粉砕したものです。
→漢方薬局によって生薬の栽培地、栽培時期などが違います。
・「煎じ薬」は漢方薬局でお作りした漢方薬をご家庭で煎じて飲むものです。
→漢方薬局によって生薬の栽培地、栽培時期などが違います。

製法や剤形によって、効き目もかわってきます。
私は冒頭にも書いたように、当帰芍薬散に胃腸の働きを助けるものを加え、煎じ薬で飲みました。
漢方薬局にいるのだから「散剤」も飲めたのに、あえて「煎じ薬」で飲みました。
それは、私にとってはそれが一番吸収されやすく、効き目が現れやすかったからです。
あとは、胃腸に良い生薬を加えるなどの微調整もやりやすかったからです。

もし、今飲んでいる漢方薬に疑問があったら、出して頂いている病院なり薬局なりに相談してくださいね。
それでも、「あれ?!」と思ったら、漢方を専門で取り扱っている医療機関にご相談ください。
きっと良い解決策がみつかると思います。

自分に合った漢方薬を、適切な方法で、効果を実感できるように飲んでいただきたいなあ、と思います。

世田谷 桜上水

漢方薬局あさ

村上千絵

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