更年期障害を漢方薬で改善

あさコラム/婦人病
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こんにちは。

世田谷 桜上水 漢方薬局あさの村上千絵です。

今日は朝から寒いですね。

温かくして過ごしましょう。

今日は更年期障害について書こうかなと思います。

急にカァーっと上半身がほてって汗が噴き出る。
めまいがおきる。
動悸を感じる。
最近ぐっすり眠れない・・・。
感情の起伏がはげしくなった。(イライラ、不安感など)

病院でホルモン補充療法を勧められました。
→やってみたら副作用がきつかった。
→ホルモン補充療法に抵抗がある。

医療機関で漢方薬が出されました。
→効いているのかどうか実感がない。
→漢方薬で○○○は効いたけど、○○○には全く効果がなかった。

漢方薬局ではどうなんだろうと思って来ました。

このようなご相談をいただきます。

更年期障害の改善にはポイントが2つあります。

1つ目。

更年期は女性ホルモンが急激に減少する時期です。

急激に減少するなら、より女性ホルモンが働きやすい身体になるとよいですね。

女性ホルモンは血液を介して働きます。

漢方薬を服用することで、「血液循環を調え、女性ホルモンを働きやすくする」ようにアプローチします。

2つ目。

更年期障害で生じやすい症状としてのぼせ、ほてりがあります。

これも実は血液循環と関係があります。

身体は女性ホルモンが足りないことを感じています。

だから血管平滑筋を動かして女性ホルモンを循環させようと頑張ります。

血管平滑筋は自律神経の指令で動きます。

そう、自律神経も働き過ぎてバランスをくずしてしまうのです。

そして、のぼせ、ほてり・・・さらに、めまい、動悸、不眠、イライラ、不安感などの症状が出てきます。

漢方薬は直接自律神経に働きかけることはできません。

でも、つらい症状を改善することで、結果として自律神経のバランスを調えることができます。

なかなか改善が難しい、生活に支障をきたすほどつらい・・・そんな時は、ぜひ一度ご相談下さいね。


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