自律神経は、内外からの情報や刺激に対して、自動的に反応する神経で、本人の意志とは関係なく働きます。呼吸・血液循環・体温調節・消化・排泄・生殖・免疫などの機能を無意識のうちに調節しています。
この働きは、ホメオスターシス(生体恒常性)といいます。
自律神経は、間脳の視床下部にあり、交感神経と副交感神経という二つの神経からなっています。交感神経は、活動する神経、副交感神経は休む神経といわれ、車でいうアクセルとブレーキの関係になっています。
交感神経と副交感神経の働きがバランスを保って、自律神経として体内の環境を整えています。
<今のあなたの自律神経の状態をチェックをしましょう。>
□めまいや耳鳴りをすることがある。
□胸がぎゅっと締め付けられる感じがする。
□心臓がどきどきすることがある。
□息苦しくなる、息をすいにくいときがある。
□夏でも手足か冷えるときがある。
□胃の調子が悪い。(お腹がすかない・胸やけ・お腹のはりなど)
□下痢や便秘をする。または便秘と下痢を繰り返す。
□肩こりや腰痛が治らない。
□顔だけ汗をかく。または手足だけ汗をかく。
□朝から疲労を感じる。
□気候の変化に弱い。
□やけにまぶしく感じる時がある。
□寝ても寝ても寝たりない。
□食べ物を飲み込みづらかったり、喉に違和感がある。
1つでもあてはまりましたら、自律神経に負担がかかっています。