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  3. 自律神経の乱れ 改善への道

暖かい11月だなあ・・・と思っていたら、今日は寒くなりましたね。

週末にかけて、一気に冬に近づくそう。

体調を崩さないように気をつけましょう。

 

秋は空気がカラッとして過ごしやすい。

でも、やっぱり季節の変わり目。

一日の中での寒暖差が大きいです。

そして、お天気の良い日は陽ざしは暖かく感じるけど、妙に空気は冷たいことも。

実は自律神経の乱れやすい時期です。

 

しかも春と違うのは、日照時間が日に日に短くなっていく。

日照時間が短いと、陽の光を浴びる時間が短くなるため、自律神経が乱れやすくなります。

 

・・・今年は9~10月ころ、雨や雲りの日が多かったですね。

このような月も自律神経の乱れが原因の症状のご相談が多かったです。・・・

 

生きていれば自律神経は乱れます。

ポイントは乱れたときに、乱れたことに気づき、対処できるようになること。

 

漢方薬局にいらっしゃるお客様は、自分ひとりでの対処だけではどうにもならなくなってしまい、、、漢方薬でそのお手伝いを致します。

自分で自律神経のバランスをとれるようになる=もう大丈夫と思える

そうなるまで、お手伝い致します。

 

生きていれば自律神経は乱れる。

でも日常生活に支障が出るまで乱れてしまう・・・

そうならないために、もう少し知っておいて欲しいことをお伝えします。

 

自律神経は、男性では30歳、女性では40歳ころになると、機能的に乱れやすくなると言われています。

自律神経には交感神経と副交感神経があります。

車でいうとアクセルとブレーキの関係です。

 

このうちのブレーキ(副交感神経)は、年齢とともに効きが低下すると言われています。

年齢を重ねるにしたがって、アクセル優位になるのです。

 

アクセルが優位になるとどのような症状が出やすくなるかというと、

 

・何だか今日はイライラしてる?!

・今日は集中力がないなあ。

となります。

 

このくらいの症状でしたら、

・とにかく気が付いたら深呼吸

・気分転換に身体を動かす(首を回す、肩を回す、他の階に行くときは階段を使うなど)

・口角を上げる(笑う門には福来る)

 

はじめのうちは、「今日は・・・」だったのが、次第に・・・

 

・心がいつも不安定

・ひどい倦怠感

・頭痛

・肩こり

・動悸

・不眠

・便秘

 

検査をしてみたら・・・

・糖尿病

・高血圧

・不整脈

という場合もあります。

 

後半の症状になると、自分の力だけでは難しくなり、漢方薬などで改善のお手伝い致します。

 

自律神経の乱れの改善は漢方薬の力だけでは難しい場合があります。

日々の生活の影響を受けて、自律神経は乱れるからです。

漢方相談の時にお伝えする養生があります。

・食事

・運動

・陽の光を浴びる

わかっているけど、今、そんな元気がない・・・ですよね。

だから、やれることを一緒に考え、まずは一つ、できそうなことからご提案致します。

 

「これを飲んだら治る。」

それを望まれる方、いらっしゃいます。

 

でも、人の心身はそんなに簡単ではありません。

 

改善への道はさまざまです。

 

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