
お腹が冷える、痛くなりやすい、冷えて下痢してしまう。
ぜひ、ご相談ください。
きっと、外出、外食など不安なことと思います。
でも、大丈夫!
養生+漢方薬で、改善できること、あります!
(症例)60代女性 会社員 お腹を強くしたい
脂っぽい物、味の濃い物、などですぐに下痢をする。
急に冷えると、お腹が痛くなり、下痢をする。
だから、外出にはとても気を使います。
外出先のルート上のトイレの位置を確認しておかないと不安です。
最近は夜中にお腹が痛くて目が覚めることもあります。
胃も痛くなりやすいですし、逆流性食道炎と言われたことがあります。
とにかく、一番は下痢を何とかしたいです。
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漢方相談では、必ず生活リズムや食事の内容を伺います。
どんなに良い漢方薬をお出ししても、生活の仕方で薬の効果が感じられなくなってしまうからです。
この患者様は、情報を収集してお腹に良い生活を送ろうと努力されていました。
でも、養生だけではなかなか改善が難しかったようです。
下痢をしやすいということは、胃腸の働きが低下しています。
良いものを食べても消化できず栄養が吸収できない状態です。
そうなると身体は慢性的なエネルギー不足です。
そしてますます胃腸の働きが低下するという悪循環に至ります。
漢方治療では、お腹を温め、お腹に力をつけていく(胃腸の蠕動運動がしっかりとできるようになる。)ことを行います。
そうすることで、お腹を立て直します。
漢方薬は消化剤ではありません。
また、腸から水分を再吸収させて便を硬くするという働きはありません。
ご自身の胃や腸の働きを調えることで消化力、吸収力をつけ、下痢を改善します。
患者様はもともと食養生はしっかりされていたので、その点は継続いただきました。
漢方薬の服用をはじめると、
夜の睡眠の状態が改善され、夜中にお腹が痛くなることがなくなりました。
そして、下痢もはっきりした原因があるとき以外は全くなくなりました。
はっきりした原因とは、揚げ物を食べたとか薄着で外出して冷えてしまった・・・などです。
明確な下痢になる原因がわかるようになったことで、患者様はホッとしたそうです。
自分の現在の胃腸の許容範囲(これは食べても大丈夫、とか、この暖かさならお腹は冷えない、など)が明確になるからです。
「これはできる!」「大丈夫!」
という気持ちは、自信につながります。
現在は、まだ道半ばですが、「大丈夫!」と言える範囲が少しづつ増えています。
その他にもいくつか改善点があります。
お腹がすくようになりました。
体重が少し増えました。
患者様の患者様に合った養生に支えられて、漢方薬が相乗効果を生み出しています。
これからくる冬、漢方薬も冬に備えてしっかりと調整をして、元気に過ごして頂きたいです。