私はこの花が大好きです。
いろんな品種があるようですが、
柔らかい花びらが幾重にもなっている、普通のラナンキュラスが好きです。
夜になるとしぼんで、次の日またゆっくりと開きます。
柔らかい、すぐに散ってしまいそうな花びらが、根本でしっかりと茎につながっていて、毎日開閉する・・・しかも切り花なのに。
一見、繊細ではかなそう、その中にすごいエネルギーを秘めている。
先日行った美術館で、写真を見た。
その写真には
「寿命とは切り花の限りある命のようなもの」
という言葉が添えられていた。
卓上の花に「ありがとう」