お友達は寒くないと言い、私が一人で寒がっていることが多いです。
太ももが冷たくなるから、ひざかけが必要です。
お風呂に入って温まったと思っても、すぐに湯冷めして寒くなります。
だから、またお風呂に入ることもあります。
これから寒くなるし・・・何とかしたいです。
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一般的な冷えの原因として、
・筋肉量の低下
・自律神経の乱れ
・気温の低いところに長時間いる
・冷たい飲み物、身体を冷やす食べ物の多食
があげられます。
この患者様は、体型はどちらかというと小柄でほっそりとされています。
また、継続して何かスポーツをされていたという経歴もありません。
このことから、筋肉量が少ないということが考えられました。
また、お仕事柄、決まった時間に食事を摂ることができません。
そして食べる量も人と比べると少ないとおっしゃっていました。
このことから、筋肉を動かす血液の質、量の改善が必要だと感じました。
この患者様には漢方薬をお出ししましたが、それ以外に、毎日30分程度の運動、また血液の質、量を改善するために必要な食事について、ご提案しました。
冷えのつらい秋から春先までは、しっかりと漢方薬+養生をしていただきました。
それ以降は、漢方薬の量はへらしながら+養生を継続。
2回目の冬は冷えの改善が実感され、喜んでくださいました。
健康に年を重ねていく・・・そのために漢方薬は強い味方だと思います。
しかし、漢方薬だけでは難しい部分があります。
それは筋肉量です。
筋肉がおちると、身体の機能は低下します。
確かに漢方薬は機能を高める力があります。しかし限界があります。
50代以降の体質改善は、漢方薬だけでは難しいです。
食事内容を調えることはもちろんのこと、筋トレが必須になります。
だから・・・
50代・・・できれば40代から、筋肉を落とさない習慣をつけることをお勧めします。
筋肉があれば、漢方薬の効きは良いです。
そもそも・・・
筋肉があれば、体調を崩しにくくなります。
筋肉があれば、けがもしにくくなります。
これから、スポーツの秋です。 ぜひ、スポーツ、筋トレをして、冷えにくい身体を作りましょう!