こんにちは。
世田谷 桜上水、漢方薬局あさの村上千絵です。
10月に入りましたが、なんだか暑いですね。
一日の気温差も大きい時期です。体調を崩さないようにしましょうね。
昨日に引き続き、女性の妊娠と漢方について書こうかなと思います。
昨日は流産や不正出血に良い漢方薬について書きました。
今日は、妊娠中に「安胎」目的で飲む漢方薬のご紹介です。
漢方の古典「金匱要略」には、こんな文章が載っています。
「婦人妊娠、常に服するに宜し。当帰散之を主る。」
訳…婦人で妊娠したら、常に服用すると良い。当帰散が良い。
これにはさらに続きがあり、「妊娠中に常に服用すれば、お産は易く、胎児も病気にかからず、産後の百病にも効果がある。」とあります。
妊娠中も体調を整え、より安心して出産を迎えたい・・・という気持ちは、今も昔も変わりません。
私はどんな漢方薬をお出しすることが多いかというと、これに似た当帰芍薬散を煎じで飲んで頂くことが多いです。
現代は、むくみや妊娠高血圧症になる方も多くいらっしゃるので、よりそちらに良いものをと考えてお出ししてます。
尿もしっかり出て良いですよ。
もちろん、服用するにあたっては、漢方薬に詳しい医師、薬剤師にご相談くださいね。
その他に、つわりでは
「妊娠、嘔吐止まざるは乾姜人参半夏丸之を主る。」
つわりで嘔吐が止まらない方に良い漢方薬として乾姜人参半夏丸が紹介されてます。
これについては、実はなかなか改善が難しく、亜鉛などの天然ミネラルを摂取することで、良くなる方がいらっしゃいます。
漢方薬を上手に使うことで、妊娠中も安心して過ごすことができますよ♪
お気軽にご相談くださいね。
お読みいただき、ありがとうございます。
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