お腹の不調
ここで取り上げるお腹の不調は慢性的なお腹の不調についてです。
(漢方薬は急性の胃腸炎などに対応できます。
また、風邪などの急性疾患の後、なかなか食欲が回復しない、軟便・下痢が続くと言った症状の改善にもおすすめです。
また別の機会にお話させて頂きます。)
食べ物を美味しく食べて、胃腸で消化吸収されて、排出されるべきものはすっきり排出できる。
そうなったらどんなにいいだろう。
・いつもお腹に爆弾を抱えているみたい。
・何を食べたら、下痢しない?ゴロゴロしない?
・外出先ではどこにトイレがあるのかな。
・今からしばらくトイレに行けないと思うと不安でたまらない。
お腹の不調、なんとかしたい。
漢方薬はお腹の不調の改善にお役に立てます。
便秘、下痢、便秘と下痢を繰り返す、腹痛、胸やけ、お腹の張り、吐き気、げっぷ、ガス(おなら)
*便秘は便秘のページをご覧ください。
でも、お腹はとてもデリケートです。
食べるもの、飲むもの、睡眠、日々のストレスの影響を顕著に受けます。
お腹の声に耳を傾けながら、ひとつひとつできることをお腹に合わせて調えていきましょう。
そうしたら、必ず改善へ向かいます。
ぜひ、ご相談くださいね。
ここでいうお腹の不調は西洋医学で過敏性腸症候群、SIBO、機能性ディスペプシアといった病名のついた症状も含みます。
まず押さえておいていただきたいこと
1.ぜひご自分のお身体をよく観察してください。
・どういう時に症状がでるのか。
・どうすると悪化するのか。
・どうすると症状がやわらぐのか。
・おつらい症状が出るとき、他に何か症状はないか。
例)下痢する前、腹痛を伴う。
例)下痢した後、脱力感に襲われる
例)食前は張りがないのに食後はみぞおちのあたりが張る。特に○○を食べると張りが悪化する。
漢方の書物には、胃、小腸、大腸という言葉は出てきません。
西洋医学で使用されている病名もありません。
肋骨の下から恥骨あたりまでの部位を、腹、心下、胸下、胸脇、少腹といった言葉で表現しています。そして、人が感じている症状から病態をみています。
だから、ぜひご自身のお身体の状態を観察してください。
2.身体だけでなく心にも目を向けてください。
腸は第二の脳と言われています。
脳腸相関といって、脳と腸は多くの情報をやり取りしてます。
不安、緊張、思い悩む、ストレスは腸に影響を与えます。
例)これから電車に乗ると思うと不安になってお腹がゴロゴロ言う
例)これから人前で話すと思うと緊張してトイレに行きたくなる
など、どのような場面で(感情で)どんな症状が出てきやすいのかもみてみましょう。
これらのことを漢方相談の中でお話し頂くとお身体の状態を明確にでき、お身体に合った漢方薬を選択できます。
どうぞよろしくお願いいたします。
下痢とは
・緊張すると下痢になる
・冷えると下痢になる
・何か食べると下痢になる
など、下痢の原因は何らかの刺激によって腸の蠕動運動が活発になりすぎることです。
まずは何がきっかけで下痢になるのかが重要です。
中にはいくつかの要因が絡み合っている場合があります。
また、
激しい腹痛、ゴロゴロ、張りなどを伴っているかどうかも重要です。
漢方薬は下痢を止めるのではなく、蠕動運動を調え水分調整を行うお手伝いをします。
ですから、下痢の改善を通して下痢に伴って生じるおつらい症状も改善できます。
一処方を継続することですべて改善できることもありますし、段階を踏んで漢方薬を変えていくこともあります。
*生理中に下痢になる方へ
生理中はホルモンの関係で腸の動きが活発になるため下痢や軟便になりやすいです。
ある程度は仕方がありません。
しかし、一日に何度も下痢になる、我慢できないくらい急激にもよおすなど生活に不安を覚える症状の場合はご相談下さい。
代表的な漢方薬
桂枝加芍薬湯
甘草瀉心湯
真武湯
柴胡桂枝湯
柴胡桂枝乾姜湯
参苓白朮散
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