顔の赤み、酒さでお悩みの方へ

あさコラム/病名別コラム/皮膚病
  1. ホーム
  2. あさコラム
  3. 顔の赤み、酒さでお悩みの方へ

鏡を見ると、頬が赤い

頬がザラザラ、ボツボツしている

かゆみもある

おでこも・・・

敏感になっていてお化粧ができない

赤ら顔・・・

酒さ、と言われました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このようなご相談をお受け致します。

顔の赤み、酒さの改善には大きく分けて2通りあります。

1,直接、皮膚へアプローチしていくことで改善へ向かうケース

2,皮膚に症状が出にくくなるように身体の体質を改善していくケース

です。

当薬局では、ほとんどの場合が2番目の「症状が出にくくなるように身体の体質改善をしていく方法」で良くなられています。

・数年前から皮膚科で治療をしてきて良くならない

・症状が慢性化しているけれど、強い炎症というより、くすぶっているような出方をしている

・治療をすれば良くなるけど、やめると症状が出てくるを繰り返している

このような場合、多くは、お身体全体を見ていくと、「ここを改善しなければ・・・」という明確なポイントが見えます。

その部分が改善してくると、次第に顔の赤み、かゆみ、ボツボツが出にくくなってきます。

以下の症例を、ぜひご参考下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(症例)30代女性 会社員 顔の赤み、酒さ

数年前から化粧品でかぶれのような症状が出るようになりました。

今までは病院に行き、薬を塗って、刺激の少ない化粧品に変えれば治っていました。

それが、1年前からは、ほおとおでこに赤みが出るようになりました。

半年前からはかゆみも感じはじめ、慢性化してしまい、病院では酒さと言われました。

人前でお話をする機会も多く、お化粧ができないと困ります。

何とかなりませんか・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

確かに、ほおとおでこに赤みがあります。

でも、強い赤みではありません。

ほんのり赤いという感じです。

そして、皮膚表面はザラザラしています。

髪の毛が触れるだけで刺激になりかゆくなるとおっしゃいます。

そして、体質面をお伺いしました。

すると、とにかく胃腸が弱いとのこと。

すぐに胃もたれをおこす。

便はいつも軟便気味。最近はきちんとした便が出たことがない。

とのことでした。

胃腸が弱いのに、夏は毎日アイスコーヒーを必ず飲む。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

胃腸を建て治さないと、症状は改善されない

アイスコーヒーがお腹に入ったとき、お腹はどのような状態になるのかをイメージしてもらいました。

そもそも、胃の中は何度あると思う?

そこに冷たい物が入ったら、胃はどうなる?

胃ってどのような構造になっていて、どのように動いて食べ物を消化すると思う?

どのような食べ物がお腹は喜ぶかな?

そして、胃腸が改善すれば、皮膚の症状も良くなっていくことをお伝えしました。

漢方薬と食養生のおかげで、胃もたれをすることはほぼなくなりました。

そして、便も良い便の出る日が多くなってきました。

このような状態になると、皮膚の赤みがおちつき、ザラザラもきれいになります。

程なくして、胃腸と皮膚、両方が改善されました。

胃腸は皮膚だけでなく、頭痛、めまい、むくみ、生理痛、だるい、不眠・・・といった、様々な症状の原因になっています。

お気軽にご相談ください。