下痢でお悩みの方へ

あさコラム/消化器病
  1. ホーム
  2. あさコラム
  3. 下痢でお悩みの方へ

下痢でお悩みの方へ

・人前で話す、大切な試験の前など緊張するとトイレに行きたくなる
・外出するときはトイレの場所を把握してからでないと心配
・下痢と便秘を繰り返す
・子供のころから下痢しやすい
・冷えるとすぐに下痢になる
・電車は各駅停車にしか乗れないの、心配だから

お腹の具合が悪くて、日々の生活に支障が出ているのであれば、ぜひご相談ください。

・腸の機能(蠕動運動)の不具合
・冷え
・食べすぎによる負荷のかかりすぎ

からくるものなのであれば、漢方薬が大きな力になりますよ。

もう少し詳しくお話しすると、
下痢の原因は大きく3つあります。
①腸内の水分量が適切でない場合
②腸の蠕動リズムが乱れている場合
③腸内が冷えた場合、または細菌感染などで熱を持っている場合
です。

①の水分量が適切でない場合は、茯苓(ブクリョウ)や朮(ジュツ)などの入った漢方薬を使うことが多いです。
代表的な漢方薬として、五苓散(ゴレイサン)があります。

②の腸の蠕動リズムが乱れている場合は、芍薬(シャクヤク)と甘草(カンゾウ)の入った漢方薬を使うことが多いです。
代表的な漢方薬として、桂枝加芍薬湯(ケイシカシャクヤクトウ)、四逆散(シギャクサン)があります。

③の腸が冷えた場合は、乾姜(カンキョウ)と甘草(カンゾウ)の入った漢方薬を使うことが多いです。
代表的な漢方薬としては、理中湯(リチュウトウ)があります。

腸が感染症などで熱を持った場合は、オウゴンの入った漢方薬を使うことがあります。
代表的な漢方薬としてはオウゴン湯があります。

下痢の漢方治療をしていて感じることがあります。
下痢の改善には煎じ薬がおススメです。
煎じ薬とは、ご自身で1日1回30分、漢方薬を煎じて作って頂きます。
それを、1日の中で数回に分けて服用して頂きます。

煎じ薬がおススメの理由は
・患者様のお身体の状態に合わせて、しっかりと生薬を調整できる
・温かい漢方薬をお飲み頂くので、お腹が温まり、お腹の機能が調いやすい
・吸収されやすい
からです。

下痢でお悩みの方、ぜひ一度ご相談くださいね。