お風呂のすすめ

あさコラム/病気を防ぐ/養生
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今日から3月ですね。
春を感じます。

華やかに色づく季節ですが、一方で体調を崩すことが多い時期でもあります。
花粉症はもちろんのこと
気疲れ
年度末でとにかく忙しい・・・

どうか疲れをためないように。

こんな時期こそ、おすすめしたいことあります。

それはお風呂、湯船にゆっくりつかること、です。

お風呂のすすめ

毎日湯舟にお湯をはり、つかっていますか?
もし、シャワーで済ませてしまっているのなら、ぜひぜひ湯船にお湯をはってつかりましょう。

漢方相談にいらっしゃる患者様の中には、
・お風呂に入ると疲れる
・のぼせて長湯ができない
・血の気が引く
とおっしゃる方もいます。
そんな時は、足浴、手浴、半身浴から始めましょう。

入るときのポイントは
・長湯しない
・お湯を熱くしすぎない
ことです。

「長時間お風呂に入って汗をかいてデトックス」は禁物です。
そもそも汗ではデトックスできません。

老廃物を出すことができるのは、尿と便です。

汗の働きは体温調節です。
体温が上がり過ぎたときに汗として体内の熱を発散しているだけです。

では、お風呂にはどれくらいつかったら良いのでしょうか。

額から汗が出始めたら、「そろそろ出ようかな」と考えましょう。
40度のお風呂でしたら、10分程度です。

冷え性の方の中にはしっかり温まらないと!と思ってお湯の温度を高めに設定されるかもしれません。
冷え性の方ほど低めの温度から少しずつ身体を温め、40度を超えない中で体の芯までしっかり温まりましょう。

上記までの内容は、肩までしっかりつかることのできる方の入り方です。

もし、
・のぼせてしまう
・血の気がひく
という方は、半身浴で大丈夫です。
そして、低めのお湯加減から始めて頂き、慣れてきたら40度くらいまで上げましょう。
半身浴の場合も、大丈夫なのであれば、額からじんわり汗が出る程度までつかりましょう。

・日中パソコンの画面をずっとみている
・身体がかたい
・やる気が出ない
・疲れが取れない
・眠りが浅い
・冷え性
・関節痛、腰痛など痛みがある
という方はもちろんのこと、
・リフレッシュ
・代謝アップ
にも、もちろん良いですよ。

ぜひぜひ上記を参考にしていただきながら、ご自分のベストなお風呂時間のあり方をみつけてくださいね。