消化器の不調(胃、小腸、大腸)でお悩みの方へ

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消化器の不調(胃、小腸、大腸)でお悩みの方へ

 

胃の調子が悪いから、胃薬。

便が緩いから、整腸剤。

便秘だから、下剤。

 

どうしたら治るんだろう。

食事は気を付けているんだけどな・・・。

良いという養生も試してみたのだけど・・・。

 

そんなときはぜひ一度ご相談ください。

もしかしたら、漢方がお役にたつかもしれません。

 

ここで・・・

ご相談前に、知っておいて欲しいことがあります。

 

漢方では

「心と小腸」「肺と大腸」は深い関係があると考えます。

心は心臓だけでなく、心(感情、気持ち)、脳の働きを含みます。

肺は肺の機能だけでなく、呼吸の深さなどを含みます。

 

胃の粘膜が傷ついている、

腸にポリープがある、

など、胃腸そのものに治療が必要なことも多々ありますが、

実はメンタル=心・肺(自律神経のバランス)なども関係していることが多いのが、

消化器の不調です。

 

もし「私の症状はそうかも!」と思ったら、お気軽にご相談ください。

 

またここで、もう一つ・・・

漢方薬の服用を始めるにあたって気を付けて頂きたいことがあります。

(これは漢方薬局あさでの経験から私が感じている私見です。)

 

漢方治療は病名治療ではありません。

ドラッグストアなどで販売されている漢方薬には「効能効果」が記されていますが、

当薬局や煎じ漢方を行っている多くの漢方薬局は、効能効果ではなく、古典から学んだ方法で、あくまでもお客様が日常生活の中でお感じになっている自覚症状を漢方薬を選ぶ一つの指標としています。

しかし、西洋薬を服用すると、本来生じるはずの自覚症状が消えてしまいます。

 

ですから、西洋薬を服用されている場合は、漢方薬を服用するときに注意が必要です。
漢方薬を服用することで、もしかしたら、今まで感じていなかった自覚症状が出てくるかもしれません。

 

漢方薬局あさでは、そのような可能性をふまえ、はじめは数日分からお出しさせていただきます。
お身体の変化を確認しながら、必要に応じて漢方薬を調整させていただきます。

 

あと、もう一つ。

季節の変化によっても、私たちの身体は大きな影響を受けています。

近年の異常気象で、寒暖差が大きかったり、突然のどしゃぶりの雨、また強風。

これらは私たちの自律神経を大きく乱します。

さらにそれに加え、コロナ感染拡大による閉塞感。

これらはすべて胃腸の機能に影響を与えます。

 

ご面倒でも、始めのうちはお客様自身もお身体の変化を注意深く観察していただき、それを私と共有いただき、漢方薬の調整ができれば良いなと考えております。

おつらい症状を改善するのは薬ではありません。
ご自身です。

 

「このような時はこのような症状が出やすい。」ということがわかってくると、どのようなことを日常生活の中で気をつければよいかが見えてきます。

そうしたら、西洋薬はもちろんのこと、漢方薬の服用量も減らしていくことができます。

 

お客様が少しでも日常生活を快適に過ごすことのできるよう、消化器の不調を改善するお手伝いを、漢方を通してできればよいなと考えております。