高血圧…西洋薬と漢方薬の違い

あさコラム/漢方治療について
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こんにちは。

世田谷区桜上水、漢方薬局あさの村上千絵です。

今日は予報通り、気温がぐんぐん上がっていますね。

水分補給(ミネラルも一緒に)をして、無理のない過ごし方をしてくださいね。

今日は「高血圧」を例に挙げて、西洋薬と漢方薬の違いについて書こうかなと思います。

西洋薬と漢方薬は「薬」という字がつきますが、身体への働き方が違います。

例えば高血圧。

西洋薬の高血圧の薬は直接「血圧を下げる」ことをします。

血圧が平常値になったとしても、薬を飲めば下がります。

時には低血圧になり、めまいを起こしたりすることもあります。

漢方の高血圧でお出しする薬は、血圧を下げ過ぎることはありません。

実は血圧用の漢方薬はありません。でも血圧は下がります。

なぜ血圧があがったのか・・・その原因を考え、原因に対応した漢方薬を出し、結果として血圧が下がります。

・心身の緊張から血圧が上がっているのであれば、心身の緊張をほぐす漢方薬+深呼吸をする、一日20分以上歩くなどの養生

・血液のどろどろが原因であれば、血液をきれいにして循環を改善する漢方薬+血液を汚さない食養生

漢方では、上記のように、その方の心身の状態、生活スタイル、食生活にそった改善方法をします。

症状が出たのには必ず原因があります。

漢方薬はあくまでも症状を改善する「お手伝い」。

一生懸命に体を立て直すお手伝いをする漢方薬+本人の養生

これで体質改善ができ、血圧が下がります。

午後も良い時間をお過ごしくださいね。

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