「腸」と「うつ、不眠、生理不順、花粉症、冷え、にきび」

あさコラム/病気を防ぐ/養生
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こんにちは。

世田谷区桜上水、漢方薬局あさの村上千絵です。

梅雨が明け、いっきに暑くなりましたね。

冷房の設定温度を低くしないでくださいね。

身体がだるくなりますよ。

最近気になること・・・それは「腸」です。

「うつ、不眠、花粉症、生理不順、肌荒れ、冷え・・・」

当てはまる症状はないですか?

これらの症状、腸が原因の場合もあることをご存知ですか。

●腸は食べたものを消化吸収してエネルギーを作ります。

→腸の働きが悪いと消化吸収力が低下しエネルギー不足に・・・冷え症、生理不順

●腸は幸せホルモンのセロトニンを作ります。

→腸の働きが悪いとセロトニン量が減少・・・うつ、不眠、生理不順

●腸には免疫細胞の6割が存在します。

→腸の働きが悪いと免疫細胞は減ったり働きが悪くなります。・・・花粉症、アレルギー

●腸内バランス(善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7)が保たれて腸はきちんと働きます。

→このバランスが崩れると、排泄が上手にできなくなります。そして、腸内で腐敗発酵が生じ毒素が発生します。・・・この毒素は血液に吸収されて全身を巡ります。それが、にきび、頭痛などの原因になります。

腸の中は腸内フローラと言って、まるでお花畑のような状態です。

きれいなお花畑を維持するには、私たち自身がお世話(手入れ)をする必要があります。

どのように手入れすればよいのでしょうか。

便秘しやすいか下痢しやすいかで多少違ってきますが、大切なことをお伝えすると・・・

腸内細菌のエサである発酵食品(納豆、漬物、キムチ、みそ)を毎日一回は食べる。

週に数回30分以上歩く

腰を前後左右にストレッチして、腸の働きを助ける

便秘気味の人は

朝起きたらすぐに一杯の飲み物を。…腸を刺激する。

朝ご飯を食べたら、トイレに5分を習慣にする。便意を催さなくても便座に座り、腰のストレッチをして腸に働きかける。

「ぜひ、腸のお花畑は自分で世話をする!」ということを忘れないでくださいね。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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