漢方の「氣」

あさコラム/漢方治療について
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こんにちは。

世田谷区桜上水、漢方薬局あさの村上千絵です。

今日は梅雨の晴れ間でホッとしますね。

今日は漢方相談の時にお客様にお話しする「氣、血、水」の「氣」についてお話しようと思います。

漢方では、「氣(き)、血(けつ)、水(すい)」が、十分な量があって、きちんと巡っていれば、健康であると考えます。

では、そもそも「氣」とは何でしょう。

目には見えないけれども存在するものです。

「元気」「気力」「気分」といった言葉の中で「氣」は使われています。

その人の持つエネルギー、力です。

すぐにイメージするのは難しいかもしれません。

では、「氣の量が不足している」=「氣虚(ききょ)」の時に生じやすい症状は

・つかれやすい

・だるい

・根気が続かない

・不眠、途中で間が覚める、夢をよくみる

・冷え

「氣の巡りが滞っている=氣滞(きたい)」の時に生じやすい症状は

・頭痛

・目の疲れ

・動悸

・胸のつかえ

・胃痛

などがあげられます。

症状は人によって生じる原因が違います。また、多くの場合、いろいろと絡み合って生じています。

ですから、これはあくまでも一例として受け止めてくださいね。

日々生活していると、上にあげた症状のいくつかに当てはまると思います。

「氣虚」「氣滞」の症状は、毎日の「元気」「気力」「気分」につながります。

軽いうちは少しの生活の見直しですむかもしれません。

しかし重くなればなるほど改善するために、大がかりになります。

自分はどの程度の氣虚なんだろう、氣滞なんだろう・・・と思ったら、お気軽にご相談くださいね。

お読みいただきありがとうございます。

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