台風への身体の備え(片頭痛、めまい、痛み)

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台風への身体の備え

台風が迫ったときや雨が降る前、片頭痛やめまいに悩んでいませんか。

その他にも、
曇った日や雨が続くと、気持ちがしずむ
雨の日は関節が痛む
気温が下がると喘息発作が起こりやすい

気象の変化で生じると考えられる不調は意外に多いです。

関係しているのは自律神経
気圧が下がる=体への圧が下がる
→血管が拡張する
→身体の血流に変化が生じる
→血液と体液のバランスが崩れる
→ホルモンや神経伝達物質など自律神経が調整している物質の体内の流れが乱れ、さまざまな不調が生じる

簡単に言うと
気象の変化に身体と身体を制御している自律神経の働きが間に合わない
ということです。

では、どうすればよいのでしょうか。
日ごろから大切なことは、
・疲れをためない…十分な睡眠
・適度な筋肉をつける…症状の原因は気圧が下がって血管が拡張すること。
血管の弛緩収縮は筋肉が行っています。
血流の変化にしっかりと対応できるように筋肉をつけることは大切です。
・身体の中で働いているホルモンや神経伝達がスムーズに働くためには、栄養が必要です。
カロリーは十分だけど栄養は偏っている食事・・・意外に多いです。
彩の良い食事(緑黄色野菜とたんぱく質)を!

それでもなかなか症状が改善されない場合は、
漢方薬で血流を調え、ゆらぎにくい自律神経に調えましょう。
次第に、症状は改善されていきます。

中には、「みんなもそうだから・・・」とおっしゃって、がまんされている方がいらっしゃいます。
生活に支障がなければ良いのですが、
生活に支障が出ているのに頑張ってしまい、どうしようもなくなってからいらっしゃる方が多いです。

身体からのサインは日々の生活の負荷の表れです。
早期に改善した方が、早く良くなりますよ。