こんにちは。
世田谷区桜上水、漢方薬局あさの村上千絵です。
先日、漢方の風邪薬の飲み方をブログで書きましたが、その番外編です。
一般的な風邪の場合、身体は体温を上げウイルスをやっつけたら、汗をかいて熱を平熱に戻します。
でも、最近は一筋縄でいかないことが増えてきました。
本当は葛根湯で効くはずなのに、さっと熱が上がらず、中途半端なためこじれてしまう・・・。
そこで、代謝を上げる「高麗人参」の入ったものを一緒に飲んでもらう。
すると、、葛根湯がしっかり働けて、すっきり改善。
ちょっと難しくなってしまうかもしれませんが、漢方には「補してのち瀉す」という言葉があります。
例えば朝鮮人参のような「氣」を補い代謝を上げるものを服用することを漢方では「補う」と言います。
汗をかくことを「瀉す」といいます。
以前は「補してのち瀉す」ということは、風邪ではあまりやらなかったのですが、近年は増えてきています。
漢方薬局あさの風邪のおすすめセット
慢性的な「冷え」「ストレスフルな生活」「食生活の乱れ」などが関係しているのだと思います。
しっかり汗をかいた後は冷たいものを飲んでも良いですが、それ以外では冷たいものを控え、消化の良いものを食べて、心身をいたわることをしてくださいね。
お読みいただきありがとうございます。
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