
世田谷区桜上水の漢方薬局あさではお腹の不調のご相談が多いです。
今回は、長年の下痢と「食べても太れない」というお悩みでご相談いただいた30代女性のお話をご紹介します。
※症例は個人が特定されないよう内容を一部変更しています。
小さい頃から下痢をしやすい体質
ご相談者様は、小さい頃からお腹が弱く、特に夏になると軟便になりやすい体質でした。
体型もずっと痩せ気味。
ところがある時期から毎日のように下痢が続くようになり、体重も減少。
「食べても下痢になるので、何を食べたらいいかわかりません。」
「このまま痩せ続けたらどうしよう…。」
そんな不安を抱えてご来局されました。
漢方では「なぜ下痢をしているのか」を考えます
下痢と一言でいっても、原因は一つではありません。
漢方では、
- 胃腸が冷えて働きが弱くなっている
- ストレスなどで腸の動きが過剰になっている
- 水分代謝が乱れている
など、一人ひとり原因を考えて漢方薬を選びます。
この方は、
幼い頃から胃腸にとどまらずお身体が冷えやすく、
ここ最近の仕事のストレスによって腸が敏感になり、蠕動運動が過剰になっている状態と考えました。
漢方薬と食事を一緒に見直しました
まずは体を温めながら腸の働きを整える漢方薬をお飲みいただきました。
さらに、
「肉を食べたいけれど、お腹が受け付けない」
というお話があったため、
最初は野菜スープに鶏肉を入れて煮込み、
まずはスープだけを飲み、
少しずつ鶏肉も食べられるようにしていく方法をご提案しました。
翌日から下痢が止まりました
服用を始めた翌日から下痢は止まりました。
もちろん、すべての方がこのように早く変化するわけではありません。
しかし、お身体の冷えがある方の場合、胃腸をあたためることによって、下痢の改善は比較的早く感じられることがあります。
一週間後には、
- 一度も下痢をしなかった
- 鶏肉も少しですが食べられるようになった
と嬉しいご報告をいただきました。
半年後にはさらに食事、体調に変化が。
その後も無理をせず体調に合わせて漢方薬を続けながら、
食事の内容に気をつけ、体を冷やさない生活を続けていただきました。
半年ほど経つ頃には、
- 消化の良いお食事でしたら一人前近く食べられるようになり
- ご自分で寝た状態でお腹を触ったときしっかりしてきたことを感じられ、
- 「疲れにくくなりました」と笑顔で話してくださいました。
一年ほどしっかり継続され、体力を消耗する夏が終わったころから、冷えの様子を見ながら少しずつ減薬し、終了。
漢方薬だけで良くなるわけではありません
私は漢方薬は体を整えるお手伝いをするものだと考えています。
体をしっかりと回復させるのは、ご本人が持っている治る力です。
だからこそ、
- 食事
- 睡眠
- 体を冷やさない工夫
- 無理をしすぎない生活
こうした毎日の積み重ねと漢方薬が合わさることで、体は少しずつ本来の力を取り戻していきます。
下痢は体からのサインです
慢性的な下痢を、
「体質だから仕方ない」
とあきらめている方は少なくありません。
しかし、下痢には必ず何らかの原因があります。
漢方では症状だけを抑えるのではなく、
「なぜ下痢を繰り返しているのか」を一緒に考え、その方に合った方法で体質を整えていきます。
長年の下痢や、食べても太れない、胃腸が弱いことでお悩みの方は、
世田谷区桜上水の漢方薬局あさにお気軽にご相談ください。
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