
世田谷区の漢方薬局あさでは、生理痛(月経痛)のご相談を多くいただきます。
今回はその中でも、「お腹の痛み」に焦点を当ててお話しします。
■ 生理痛と鎮痛剤について
ロキソニンなどの痛み止めで症状を抑えている方は多いのではないでしょうか。
・飲む回数や量が増えてきた
・そのうち効かなくなるのではと不安
・飲むと胃が痛くなる
このようなお声もよく伺います。
痛み止めはつらい症状をやわらげてくれる一方で、
「痛みが出る背景」までは調えていません。
■ 漢方では体質から調えます
漢方では、生理痛が起こりにくくなることを目指して
体質から調えていきます。
また、生理痛だけでなく
・冷え
・疲れやすさ
・イライラや不安感
といった他の不調も一緒に軽くなっていくことがあります。
■ 気になること:漢方薬を飲んでいるのに変化がない
最近は医療機関でも漢方薬が処方されることが増えましたが、
「特に変化を感じないまま続けている」
というご相談も少なくありません。
漢方薬は、
体質に合ったものを、適切な量で服用することが大切です。
合っている場合は、早い方で次の生理、
一般的には1〜3か月ほどで何らかの変化を感じることが多いです。
※体質や状態によって個人差があります
また、エキス顆粒では変化がなかった方が、
煎じ薬にすることで改善するケースもあります。
■ 生理痛と「血の巡り」
漢方では、生理痛は
下腹部の血流が滞ることで起こると考えます。
カイロで温めると楽になる方は、
イメージしやすいかもしれません。
血流がうまくいかない原因はさまざまです。
■ よくある原因の例
〇 冷え
・手足やお腹の冷え
・むくみやすい
・胃腸が弱い
〇 精神面
・緊張しやすい
・ストレスを感じやすい
・イライラしやすい
〇 筋肉の緊張
・お腹や骨盤まわりのこわばり
・ぎゅっと締め付けられるような痛み
これらが重なり合って、生理痛が起こります。
■ 日常でできる養生
今日からできるケアもあります。
・腹巻をする
・冷たい飲み物を控える(氷入りは特に)
・夕食は温かいもの(煮物・根菜など)を中心に
・湯舟に10分ほどつかる(37〜39℃)<ボーっとできたらいいですね>
・魚や脂身の少ないお肉をしっかり食べる
体を温め、血を養うことが土台になります。
■ 鎮痛剤について少し補足
鎮痛剤(解熱鎮痛薬)は、
使い方によっては体を冷やす方向に働くこともあります。
そのため、
「痛みを抑える」ことと同時に
「痛みが起こりにくい体に調える」ことも大切です。
■ 世田谷区で生理痛のお悩みの方へ
・鎮痛剤の回数が増えてきた
・以前より痛みが強くなってきた
・できれば根本から調えたい
このような方は、体質(現在のお身体の状態)を見直すタイミングかもしれません。
生理痛は、早めに調えるほど短期間での改善が見込めることもあります。