谷川俊太郎さんの詩の一節に
「詩がからだに溶けてゆく 漢方薬みたいに」
と、漢方薬が表現されています。
私がお作りする漢方薬がこのように感じて頂けたら幸いです。
煎じ薬は薬草を煮出したスープです。
植物の生命力がギュッと凝縮されています。
スープが身体の細胞一個一個にしみわたって元気になっていく
そのようにイメージすることが自然にできたとしたら光栄です。
そして、お一人お一人の人生をより良い未来につなげていくお手伝いになるよう、これからも尽力してまいります。
「詩集」
読んだ?
と
あたし
あと少し
と
あなた
詩が
からだに
溶けてゆく
漢方薬みたいに
あなたの
息子が
駈けてきて
あたしの
膝に
乗った
頁の
外にある
弾む
詩