数年前から化粧品でかぶれのような症状が出るようになりました。
今までは病院に行き、薬を塗って、刺激の少ない化粧品に変えれば治っていました。
それが、1年前からは、ほおとおでこに赤みが出るようになりました。
半年前からはかゆみも感じはじめ、慢性化してしまい、病院では酒さと言われました。
人前でお話をする機会も多く、お化粧ができないと困ります。
何とかなりませんか・・・。
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確かに、ほおとおでこに赤みがあります。
でも、強い赤みではありません。
ほんのり赤いという感じです。
そして、皮膚表面はザラザラしています。
髪の毛が触れるだけで刺激になりかゆくなるとおっしゃいます。
そして、体質面をお伺いしました。
すると、とにかく胃腸が弱いとのこと。
すぐに胃もたれをおこす。
便はいつも軟便気味。最近はきちんとした便が出たことがない。
とのことでした。
胃腸が弱いのに、夏は毎日アイスコーヒーを必ず飲む。
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顔の赤み、酒さの改善には大きく分けて2ケースあります。
1,直接、皮膚へアプローチしていくことで改善へ向かうケース
2,皮膚に症状が出にくくなるように身体の体質を改善していくケース
です。
この方の場合は明らかに後者
胃腸を建て治さないと、症状は改善されない
アイスコーヒーがお腹に入ったとき、お腹はどのような状態になるのかをイメージしてもらいました。
そもそも、胃の中は何度あると思う?
そこに冷たい物が入ったら、胃はどうなる?
胃ってどのような構造になっていて、どのように動いて食べ物を消化すると思う?
どのような食べ物がお腹は喜ぶかな?
そして、胃腸が改善すれば、皮膚の症状も良くなっていくことをお伝えしました。
漢方薬と食養生のおかげで、胃もたれをすることはほぼなくなりました。
そして、便も良い便の出る日が多くなってきました。
このような状態になると、皮膚の赤みがおちつき、ザラザラもきれいになります。
胃腸と皮膚、両方が改善されました。