(症例38)30代女性 会社員 顔の赤み、酒さ

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数年前から化粧品でかぶれのような症状が出るようになりました。

今までは病院に行き、薬を塗って、刺激の少ない化粧品に変えれば治っていました。

それが、1年前からは、ほおとおでこに赤みが出るようになりました。

半年前からはかゆみも感じはじめ、慢性化してしまい、病院では酒さと言われました。

人前でお話をする機会も多く、お化粧ができないと困ります。

何とかなりませんか・・・。

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確かに、ほおとおでこに赤みがあります。

でも、強い赤みではありません。

ほんのり赤いという感じです。

そして、皮膚表面はザラザラしています。

髪の毛が触れるだけで刺激になりかゆくなるとおっしゃいます。

そして、体質面をお伺いしました。

すると、とにかく胃腸が弱いとのこと。

すぐに胃もたれをおこす。

便はいつも軟便気味。最近はきちんとした便が出たことがない。

とのことでした。

胃腸が弱いのに、夏は毎日アイスコーヒーを必ず飲む。

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顔の赤み、酒さの改善には大きく分けて2ケースあります。

1,直接、皮膚へアプローチしていくことで改善へ向かうケース

2,皮膚に症状が出にくくなるように身体の体質を改善していくケース

です。

この方の場合は明らかに後者

胃腸を建て治さないと、症状は改善されない

アイスコーヒーがお腹に入ったとき、お腹はどのような状態になるのかをイメージしてもらいました。

そもそも、胃の中は何度あると思う?

そこに冷たい物が入ったら、胃はどうなる?

胃ってどのような構造になっていて、どのように動いて食べ物を消化すると思う?

どのような食べ物がお腹は喜ぶかな?

そして、胃腸が改善すれば、皮膚の症状も良くなっていくことをお伝えしました。

漢方薬と食養生のおかげで、胃もたれをすることはほぼなくなりました。

そして、便も良い便の出る日が多くなってきました。

このような状態になると、皮膚の赤みがおちつき、ザラザラもきれいになります。

胃腸と皮膚、両方が改善されました。