季節の変わり目に風邪をひかれるお客様。
季節の変わり目ごとに薬局にお越しになり、いつも粉薬をご希望されるので粉薬を調合していました。
でも、今回は、お出ししようと考えた漢方薬の粉薬が薬局にありませんでした。
そこで、「漢方薬、煎じてみませんか?」とご提案しました。
はじめは「えっ?!」という顔をされたのですか、煎じ方をご説明したら、「やってみます。」とおっしゃってくださいました。
その後、音沙汰がなくて、どうしたかな・・・と思っていたら先日ご来局。
「煎じ薬、全く大丈夫だったよ。
効果も良いみたい。
今回も煎じるよ。
ポットに入れておいて、お茶代わりに飲むといいね。」
とおっしゃってくださいました。
煎じの漢方薬でお客様が懸念されることは3つです。
1.煎じる手間:「やってみると簡単だね。」
2.味:「最初はびっくりしたけど、慣れると美味しいね。」
3.効果:「やっぱり効き目が違う!」
このようにおっしゃって下さる方が多いです。
煎じ薬は、何よりもお客様お一人お一人に合わせてオリジナルに調合することができます。
この梅雨時期は、
・胃が重たい
・便がスッキリ出ない
・何だかゴロゴロする
といった胃腸の症状が普段の症状にプラスして生じてくる場合があります。
状況によっては普段の症状から胃腸改善へ漢方薬をシフトすることもありますが、
症状によっては胃腸に配慮した生薬のウエイトを増やすなどで対応できます。
そのような微調整ができるのも煎じ薬ならではです。
ぜひお気軽にご相談くださいね。