新年度、まずは主食から♪

あさコラム/食養生
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たまに
甘い物=炭水化物…太るし、良くないから、白米を食べません。
と、おっしゃる方、いらっしゃいます。
白米というか、お米を全く食べない・・・逆に、お身体の調子が悪くなるかもしれません。

お米は薬膳で考えると、五臓(肝、心、脾、肺、腎)を養うので、とても大切です。
五臓の中でも最も大切な「脾」の働きを助けます。

「脾」は、胃で食べものの消化吸収をしてできる「氣(元気)」を全身に巡らせます。
脾の働きが悪くなると、五臓が上手に働くことができないので、元気がなくなってしまいます。
元気がなくなると、疲れやすい、だるい、寝汗をかく、身体がほてる・・・などの症状が出てきます。
さらに肌や粘膜も潤いがなくなります。
免疫力もおちてしまいます。

お米は毎日食べましょう。
甘いもので減らす必要があるのは、「白砂糖」の使われた食べ物です。

お米は消化吸収されるまでに時間がかかります。
でも白砂糖など加工された甘いものは、あっという間に消化吸収され、一気に血糖値があがります。
このことが身体にいろいろな症状を生みます。

もし白米に雑穀などをいれることができるのであれば、ぜひ入れましょう。
ビタミン類や食物繊維がプラスされます。
消化が良くなりますし、便秘や肌荒れの方にはおススメです。

今日から4月。
まずは元気の源=主食を見直して、一か月、がんばりましょう!