歩いていたら甘い香り・・・くちなし

あさコラム/漢方処方について
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歩いていたら、甘い香り。
くちなしの花です。
花の後にできる赤い実は「山梔子(さんしし)」と言い、漢方薬の材料(生薬)です。

私は先日顔に湿疹ができ、山梔子の入った漢方薬を飲みました。
山梔子は栗きんとんの黄色の色つけにも使われています。
だから漢方薬も黄色みがかった色をしています。
娘のにきびに山梔子の入った漢方薬を・・・と思って用意をしたら、こぼしてしまって、服についたらなかなか色が取れませんでした・・・。
ちょっと注意のいる生薬です。

こんな可憐で真っ白な花の後に、炎症を改善する真っ黄色の煎じ液を作り出す。
植物ってすごいなあ。