「当帰芍薬散、どれくらい飲めば良いの?」
と聞かれることがあります。
漢方薬の飲み方には、短期集中と長期服用の2タイプがあります。
当帰芍薬散は時と場合によって、短期間で効果を出す場合と長期間じっくり飲む場合があります。
例えば、
「むくみが出てきたな・・・」と思って一包飲んで、むくみを解消
「冷えてきたなあ・・・」と思って一包飲んで、冷えを解消
「頭痛がきたあ・・・」と思って一包飲んで、頭痛を解消
という飲み方ができます。
でも、頑固なむくみだったり、頑固な冷え、頭痛の重さによっては、
「一包飲んで解消」とならない場合もあります。
そのような場合はある程度の期間、継続が必要になります。
改善への道筋はお一人お一人異なります。
何かを改善しようとして当帰芍薬散を飲むとき、ぜひ感じて頂きたいことがあります。
・続けることができる味かな。
・14日~30日の間で、ちょっとしたことでも良いから、身体に何か変化があったかな。
そして、ぜひそれを漢方薬を出してくれた医療機関でお話ください。
そうしたら、
・本当に当帰芍薬散の効果が出ているのか
・どれくらいの期間飲んだら良いか
を教えてくれると思います。
あとは、当帰芍薬散には色々な剤形があります。
・煎じ薬
・生薬を粉砕した原末
・エキス剤
薬のタイプによっても、感じ方は全く異なります。
ぜひ、納得のいく飲み方をしてくださいね。
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