(症例11)50代男性 会社員 健康診断の数値を改善したい

あさコラム/参考症例
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健康診断で中性脂肪、総コレステロールが上がりました。

今までは正常範囲だったのが初めてのことでおどろきました。

一か月後再検査をします。

できれば下げて、西洋薬を飲まずに済むようしたいです。

良い漢方薬はありませんか。

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もう少しお話を伺うと、毎晩お酒を飲まれます。

食事は家で食べるけど、食べる時間が遅めです。

どちらかというと、気は短め。

なんでもてきぱきとこなされる方です。

漢方薬を煎じることはなかなか難しいので、粉タイプのものをお出ししました。

1日2回服用。

お酒は週末のみにしていただきました。

1カ月後、見事に検査数値が正常内に戻りました。

本当に良かったです。

この方の場合は今までは正常値だった検査数値が初めて高くなりました。

まだ初期の段階だったので、漢方薬とお酒を控えることで早く変化が出たのだと考えられます。

今までの経験から考えると、すでに西洋薬を飲まれている方の場合は、変化が出るのに3~6カ月かかる場合が多いです。

ここで、西洋薬と漢方薬の違いについてお話します。

中性脂肪や総コレステロールが高い方に使われる西洋薬は、体内で行われている脂質代謝に直接作用をします。

だから薬を飲み始めたらすぐに結果が出ます。

漢方薬は脂質代謝に直接働きかけることはできません。

今回お出しした漢方薬で結果が出たのはなぜか・・・。

考えられることは血流が良くなり、結果として代謝が改善され、数値が下がったのだと考えられます。

漢方薬はもともと持っている患者様の「機能」を手助けするができます。

手助けすることで、自分自身の力がもとに戻れば漢方薬を減量し、最終的には廃薬することができます。

気になる健康診断の数値がある、メタボ対策をしたい・・・とお考えでしたら、ぜひ一度ご相談くださいね。

よくあるご相談 生理不順 / 不妊 / 頭痛 / めまい / 自律神経 / 下痢・敏性腸症候群 / 冷え

詳しくは病名解説・症例をご覧ください