(症例)50代女性 腹痛 慢性下痢 会社員

50代女性 腹痛 慢性の下痢 会社員

 

子供のころからお腹が弱く、何かあると下痢をします。

それが、ここ最近毎日下痢をするようになり、腹痛も伴うようになりました。

病院に行っても特に異常はありません。

特に朝がひどく、仕事に行く前が落ち着かず、大変困ります。

何か良い漢方薬はありませんか?

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もう少しお話を伺っていくと、腹痛の場所はいつも決まって左側の下腹部だそうです。

下痢は消化はされているけど最後は形をなしていません。

体質面を伺うと、生活に支障はないですが更年期の症状があります。

下痢をしているせいか、尿の回数は少なめ。

冷えは自覚症状はありません。

舌を見させていただくと、ところどころ斑点がみられました。

これは血液の巡りが悪い証拠です。

この場合、冷えの自覚がなくてもお腹はやはり冷えている可能性があります。

というか、冷えているので胃腸の働きが低下し胃腸の筋肉がひきつれて腹痛がおこり、下痢が生じていると考えられます。

そこでお腹を温め、胃腸の筋肉のひきつりを改善していく漢方薬をお出ししました。

1か月後、腹痛がなくなり、下痢の症状が軽減しました。

2か月後、下痢を普通便にするために漢方薬に一工夫を加えました。

3か月後、調子が良い。

徐々に漢方薬を減薬し、6か月後に廃薬。

 

この方は漢方薬局にいらっしゃる前から生活面を気をつけられていました。

冷たい飲み物は飲みません。

できるだけ消化の良い物を選び食べていました。

冷えの自覚はなかったですが下痢をしていたので、お腹を冷やさないように注意をされていました。

ご自身でできる努力をされていましたが、なかなか身体を立て直すところまではいきませんでした。

少し例えが良くないかもしれませんが・・・

化粧品も季節や年齢によって補う成分が多いものを選びますよね。

それと同じように、身体を調えるときも、その時の状況によって、より濃度の濃い食品(漢方薬・・・漢方薬は薬ですが、もともとは食事の中から薬効のある食品を選び、組み合わされて作られているともいえます)が必要なこともあると思います。

お腹の調子は時には日々の生活に支障をきたします。

改善されて、私も本当に嬉しかったです。

 

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