(症例5)40代主婦 自律神経

あさコラム/参考症例
  1. ホーム
  2. あさコラム
  3. (症例5)40代主婦 自律神経

40代に入り、一気に気力も体力も落ちてしまいました。

子供の学校の当番などもつらくて、ママ友と会うのも何だか怖いです。

気が付いたら、夜寝れなくなってました。

身体が重く一日中布団の中で過ごすこともあります。

胃がしくしく痛み、なにも食べたくありません。

ご飯が美味しく食べれないのがつらいです。

喉のつまり感もあります。

病院にいったけど検査では異常がないといわれました。

睡眠薬をもらい半錠だけ飲んで寝ています。

でも、できれば飲まずに寝たいし、これから本格的に更年期に突入したときにどうなってしまうのだろうと思いました。とっても心配になり、漢方薬局にきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一番おつらい症状は何ですか?と伺うと、寝れないことでした。

寝れれば、朝の目覚めも良くなり、動けるようになり、ご飯も美味しく食べれると思う・・・とのことでした。

実は、睡眠と胃腸の働きはとても関係があります。

西洋医学的に言えば、

良い睡眠=胃腸の働きが良い=副交感神経が優位・・・となります。

漢方薬は、直接副交感神経にはたらきかけることはできません。

しかし、睡眠のために必要なホルモンの働きを調えるお手伝いはできます。

ホルモンは血液を介して必要な場所に届けられて、初めて仕事をすることができます。

漢方薬は「血流を調えることで、ホルモンを必要な場所に届けるお手伝い」をすることができます。

新陳代謝を高める人参の入った血流を調える漢方薬をお出ししました。

一か月後、「1週間のうち半分は睡眠薬を飲まなくても大丈夫になりました。」

2か月後、「次の日用事があると思うとしっかり寝なきゃ!と思い、逆に目がさえてしまいます。だから、そういう時は睡眠薬を飲みます。日にもよりますが、だいぶご飯も美味しく食べれるようになりました。」

3か月後、「調子が良いです!大丈夫そうな日は漢方薬を飲まなくても大丈夫ですか。」という質問を頂きました。

「まずは1日3回を2回に減らし、様子を見て下さい。2週間ぐらいたって大丈夫でしたら1回に減らしてください。」とお伝えしました。

↓↓↓

徐々に減らし、元気になられました。

よくあるご相談 生理不順 / 不妊 / 頭痛 / めまい / 自律神経 / 下痢・敏性腸症候群 / 冷え

詳しくは病名解説・症例をご覧ください