こんにちは。
世田谷 桜上水 漢方薬局あさの村上千絵です。
寒くなりましたね。
しかも冷たい雨が降ったりやんだり・・・。
11月前半は暖かかったけど後半に急に寒くなったので、体調を崩された方も多いのではないでしょうか。
今日はこんな天候不順の時に生じやすい「めまい」についてです。
・季節の変わり目になるとめまいが起きる
・更年期になったら、めまいがおきるようになった
・めまいの薬を飲んだけどよくならない
・天気が悪いと悪化する
・検査をしてもめまいの原因がわからない
・いつまた起きるのだろうと不安でたまらない
このようなご相談を受けます。
めまい=「水毒」と紹介されることがあるようで、お客様の中には「私は水毒なのでしょうか。」と聞かれる方もいらっしゃいます。
身体の平衡感覚を保つには三半規管の中のリンパ液(水)が関係しています。
(メニエール病はこのリンパ液が増えて生じます。)
「リンパ液=水」です。
「水毒の改善=水の偏在を調える」ことは必要です。
めまいの改善にはもう一つポイントがあります。
メニエール病や原因のわからないめまいの場合は自律神経の乱れが大きく関係していることがあります。
漢方薬でのめまいの改善では「水の偏在」「自律神経の乱れ」を考えながら、めまいを止め、めまいを起こさない体質改善をすることができます。
漢方薬局あさでできること
ドラッグストアや病院でめまいに良い漢方薬を飲まれたことがある人も多いのではないでしょうか。
「苓桂朮甘湯」、更年期でしたら「加味逍遥散」が多いのではないでしょうか。
「良い感じがする」「めまいの回数が減った」
と実感されたのであれば、ぜひ継続してください。
「ちっともかわらない」「効いているかどうかよくわからない」
「漢方薬って気休めなのかな。」
とお感じであれば、ぜひご相談ください。
症状に対して、生薬の力が不足していたのかもしれません。
また、当たり前ですが、人の身体は変化するものです。
特にめまいを患われる方の中には非常に繊細で敏感な方もいらっしゃいます。
漢方薬は匙加減が大切です。
その時その時に合わせて必要に応じて、漢方薬の調整が必要な場合があります。
漢方薬局あさでは何回でも必要に応じてこの微調整を致します。
身体のことを一番わかっていらっしゃるのはご本人です。
「買ったけど、身体に合わなくて無駄だった。」ということがないようにいたします。
(漢方薬の古典の本や大家の先生方の臨床経験の本には、調合の調整のことがかかれています。)
もうすぐ12月ですね。
体調を調えて新年を迎えたいですね。
お読みいただきありがとうございます。
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