こんにちは。
世田谷区桜上水、漢方薬局あさの村上千絵です。
涼しい日が続いていて、風邪をひいていませんか。
今日は漢方の風邪薬の飲み方についてお話したいと思います。
まず、風邪をひいたときの様子を振り返りたいと思います
風邪をひくと、ぞくぞくしますね。
なぜかというと、体を震わせて熱を上げ、ウイルスと戦う準備をはじめるのです。
必要なだけ体温が上がるととまります。
そして、ウイルスをやっつけたら、今度は熱を下げるために発汗します。
これが風邪の流れです。
では、漢方の風邪薬は、どんな働きがあるのでしょうか。
まず、西洋薬のような解熱作用はありません。
あるのは、生体反応を助ける働きです。
ウイルスをやっつけるために熱を上げるお手伝いをして、
ウイルスをやっつけたら、発汗を促すお手伝いをしてくれます。
私たちの身体に備わっている働きを助けるだけなので、全く体に余計な負担がかかりません。
だから、こじらせることなくすっきり改善します。
私たちが注意することは、漢方薬の飲み方、そして養生法です。
身体はウイルスをやっつけるために熱を上げるのですから、漢方薬も冷たい水ではなく、人肌くらいのお湯で飲みましょう。
そして、服装も体温を上げやすいように普段より一枚多く着ましょう。
風邪をひいているときは、体がウイルスと戦いやすいように、消化の良いもの・・・おかゆや梅干しなどを食べるようにしましょう。
脂っこいもの、刺激物、冷たい飲み物などは避けてくださいね。
風邪の初期、3日間同じ漢方薬を服用しても改善しない場合は、病院に行く、または漢方薬局にご相談くださいね。
漢方薬を替えた方が良いかもしれません。
体調を崩しやすい時期です。
お身体大切にお過ごしくださいね。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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