漢方薬と民間薬(ハトムギ、ドクダミ、かきの葉など)の違い

あさコラム/漢方治療について
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こんにちは。

世田谷区桜上水、漢方薬局あさの村上千絵です。

梅雨空が続き晴れませんが、涼しくてちょっとホッとしますね。

今日は漢方薬と民間薬(ハト麦やドクダミ、かきの葉など)の違いについてお伝えしようと思います。

漢方薬局にいらっしゃる方の中には「家ではハト麦茶を飲んでるの。」とおっしゃる方がいます。

「漢方薬と併用しても大丈夫ですか?」と聞かれる方もいらっしゃいます。

もちろん大丈夫です。

ハトムギ、どくだみ、かきの葉などの薬草のことを「民間薬」と言います。

昔から、「むくみに良い」「にきびに良い」「便秘に良い」などと言われ、「私が子供のころ、おばあちゃんが煎じてくれた」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

漢方薬との違いは

体質を問わず、だれでも飲んで大丈夫なこと

多くの場合、単品で使われる

ということです。

だから、肌荒れだったら、まずは民間薬である「ハトムギ」を試す。

それでも改善されなかったら漢方薬を試す・・・ということも「あり」だと思います。

漢方薬はその人の体質と「なぜその症状が出たのか。」という原因をしっかりと伺います。

だから、同じ「肌荒れ」という症状だったとしても、体質と原因によって漢方薬が異なります。

冷えて血の巡りが悪くて肌が荒れているなら、温めて血行を改善する漢方薬をお出しします。

お腹が弱くて肌が荒れているなら、お腹を立て直していく漢方薬をお出しします。

ストレスが原因なら、体をリラックスする漢方薬、

患部がジュクジュクしていて、体の中の「湿」が原因なら、「湿」を取り除く漢方薬をお出しします。

色々試したが効果が得られない。

症状が色々とありすぎて、どこから改善したらよいかわからない。

という方は、ぜひ一度ご相談くださいね。

お読みいただきありがとうございます。

よくあるご相談 むくみ / にきび / 生理不順 / 不妊 / めまい / 不眠 / 頭痛 / アレルギー / 胃痛