私と漢方の二人三脚生活

あさコラム/漢方治療について
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こんにちは。

世田谷区桜上水、漢方薬局あさの村上千絵です。

朝はとってもじめっとして雨もしとしとと降ってましたが、今は雨も上がりすごしやすいですね。

今日は私と漢方の二人三脚生活についてご紹介したいと思います。

よくお客様に言われる言葉

「村上さんはいろいろと知識もあるから、健康的な生活をされていて、体調悪いことないですよね・・・。」

そんなことないですよ。逆にひどい時期があったから、今の私があるんだと思います。

自分の体調が悪かったから漢方を学び、コツコツ積み重ねてきて、やっと自分の心身と仲良く折り合いをつけれるようになりました。

私はもともと20歳くらいから、月に一回首筋がものすごく凝って、後頭部がガンガンと痛くなり吐く・・・という生活になりました。
その時は二日ほど寝込みます。
学生の時は実験やテストがあったから、大事な時に重なったらどうしようといつも不安でした。

社会人になってからは、勤務先が漢方薬局だったので、先輩薬剤師に体調のことは相談しやすかったです。
でも仕事を休むわけにはいかなかったから、本当にひどい時は漢方薬を飲みつつも鎮痛剤を飲んだりしました。
しかも、飲むタイミングが悪いと余計症状が悪化しました。

私の体の状態は漢方的に言うと「水毒+血虚」の混じった状態。

そこで、「当帰芍薬散料合六君子湯」という漢方薬を飲みました。

そして、食事。
私は果物が大好きでした。
何も考えずに、毎晩グレープフルーツを一個食べてました。

漢方を学び、とんでもないことだったということを知りました。
柑橘系の果物は体を冷やす、
冷やすものを夜に、しかも一個なんて量が多すぎ。
食べるなら朝、せいぜい1/4。

果物は食べるなら朝、そして量を控えると、できやすかった口内炎ができなくなりました。

身体は正直ですね。

漢方薬のおかげで、次第に改善し、吐くことも減っていきました。

でも、今も私は完ぺきではありません。
生きている限り、外部から色々な刺激を受けます。
「今日は、イライラする。」
「今日は、何だか頭が重い。」

ポイントは「今日は・・・」という時に、しっかりとメンテナンスをすること。

「今日は・・・」をほおっておくと、気が付いたら、「いつも・・・」に変わってしまいます。

だから、今でも私は、無理が続いているとき、そして生理前などゆっくり過ごしたいけどそれができないときは、漢方薬でしっかりサポートしています。

漢方と出会ったことで、私はかわりました。

漢方と出会い、
「自分の身体のクセ」を把握することができました。

そのおかげで、「今日は・・・」が「いつも・・・」になる前に、しっかりと対処できるようになりました。

そして、それが私にとっては何よりも自信になりました。

もし自分の体調不良で自信がなくなってしまったり、あきらめてしまっている人がいたら、伝えたいです。

「何か方法はあるはず・・・」と。

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