こんにちは。
世田谷区桜上水、漢方薬局あさの村上千絵です。
春は「肝(かん)」が疲れやすい時期です。
今日は「肝」に良い生薬を紹介したいと思います。
「柴胡(さいこ)」という生薬です。
写真は花ですが、漢方薬の原料(生薬)は根っこを使います。
柴胡の根は、「肝」が疲れると症状として出てくる、「胸脇苦満(きょうきょうくまん)」という症状を改善するといわれています。
胸脇苦満とは、右側の肋骨の下に指を入れようとすると、痞えたり、苦しかったり、気持ち悪くなる症状のことを言います。
柴胡は、この花のように、和解することで、症状を改善してくれます。
柴胡の入っている漢方薬として、柴胡加竜骨牡蠣湯、柴胡桂枝乾姜湯、加味逍遥散などがあります。
私も今日、煎じ抽出器で家族のために漢方薬を煎じました。
煎じた香りに包まれるだけで、心が和みましたよ♪
お読みいただき、ありがとうございます。